和心

内面から美しくなるには
素敵な日本の心を、あなた自身の振る舞いで表現してみませんか?
日本の「美」を極めて、外見のみではなく内面から美しくなれるようにはどうしたら良いのでしょうか。
座面の半分くらいを目安に腰を下ろす。深く座りこまないように注意する。帯があるので深く座ると崩れる場合があります。
基本の立っている姿勢から、右足を半足後ろに引きます。
右ひざを畳につけます。
左足を引きながら両足をそろえ、腰をいったんかかとの上に落とします。(“きざ”の姿勢)
足の右親指を下に重ねて座ります。
基本の座っている姿勢から腰を浮かし両かかとをそろえて爪先立ちになり、かかとに腰をおろします。(“きざ”の姿勢)
下座側の足を半歩踏み出し、そのまま静かに立ち上がります。
右足をそろえて、左足にそろえます。
室内を歩く時、日本家屋だからこそ、「畳の縁や敷居は踏んではいけない」といったような、言い伝えられたマナーがあるのをご存じでしょうか。
<前姿>
上体をまっすぐ伸ばし、肩の力を軽く抜きます。両手も軽くももにおきます。右足からほどよい歩幅で畳のへりを踏まないように、すり足で歩きます。
<横姿>
背筋を伸ばし、あごを引き気味にします。両手は軽くももに置きます。きもの裾が乱れないように、右足から気をつけて歩きます。
※(日本間)畳一畳分の長さを 四歩半から五歩で歩きます。
すり足。内股でひざとひざが触れあうよう静かに歩きます。
和服姿で歩く場合は、すり足といい、少し内股気味にひざとひざが触れ合うように静かに歩きます。内股で歩かなければ、着物の裾が割れて、足が見えてしまうからです。
両手を脇に置いて背筋を伸ばし、あごを引き気味にしますと、美しい歩き方になります。
和服姿で外股に歩くのは、見た目にはあまり美しいとは言えません。どうしても外股になって困るというあなたには、ひとつアドバイスをしましょう。
※外股の人の為のアドバイス!
ひざのすぐ上を腰ひもで軽く縛り、歩く練習をしてみましょう!
すり足では静かに歩く。上体はまっすぐに伸ばし、肩の力は軽く抜き、あごを引き気味にする。荷物は左に持ち、右手は常に立褄にそえる。
着物姿で外を歩く時、腕をあまり大きく振らないようにしましょう。
持ち物を先にシートにおき、右手で上前の立棲を少し引き上げ気味に押え、袖が長い場合はひざの上に右下、左に袂を重ね、浅く腰掛けます。
袂の上に手をおき、体を回転させながら両足をそろえて中に入ります。
車内へ入ったら、きもののしわを伸ばし、身づくろいをします。
身づくろいをした後も、後ろへ寄り掛からないように浅くかけます。
※降りる時も同様に、裾や袖に注意しながら両足をそろえて地面 に下ろし、車から出ます。その時に頭部をぶつけないように気をつけてください。また、きものの裾が汚れやすいです、雨の日は水溜りに気をつけて車から降車してください。